[photo :父]
窓からの景色。
オープン当初から、ここにいる猫。
あれから8年. . .
私たちは、猫と一緒に成長してきた。
屋根の上で生まれ、父と母と三兄弟が暮らす。
[photo: 母と三兄弟]
猫の家族の生い立ちを間近で見れるなんて、
そうそうあるものではない。
出会い。
別れ。
雨の日。
風の日。
晴れの日。
うだるような暑さにも、
凍えるような寒さにも、
色んなドラマがあった. . .
[ photo:赤ちゃん時代]
喧嘩、パワーバランス、縄張り争い、
時には、
違う場所からやってきたボス猫に
傷つけられることも. . .
日々、いろんなネコ模様. . .
今は、"地域ねこ" として、
市場や界隈の人に見守られながら、
愛されている。
二条市場の屋根の上の癒し。
[photo:幼少期]
我が家にも、つい先日まで愛猫がいた。
いつもそばにいる、この子たちのおかげで
少し寂しさも癒されている。
我が家の一員として、
迎えよう. . .
と、思ったりもしたが、
[photo:現在]
広々とした場所で、
のびのび、自由、気ままに、
なによりも、
親子、兄弟を離れ離れにするのは心苦しい。
生まれ育ったこの場所が、
きっと幸せなんだろう. . .と思う。
私たちが、ここにいる限り見守っていきたい。
今年も、
札幌に極寒の冬がきた。
体の毛が多くなり越冬の準備。
本当にたくましい。
生き様に勇気をもらう。
この時代に生きていること。
こんな世の中に負けるなと、
雪の中に凛々しく佇む姿をみて思う。
今日も、
行灯の猫に灯りをともそう。
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